局地的には強い雨が降ったらしいのに、見事に局地から外れ晴天の一日。
今日も仕方なく、ルーフバルコニーまでホースを伸ばし、夫のプランター菜園に水やりをした。トマトやオクラの収穫は終わったらしい。その他も、これからよい収穫が得られそうに見えるものはなく、くたびれた姿が並んでいる。ゴーヤもキュウリも新しい実は成りそうにないが、彼らの日除けの役割はあとどのくらい続くのだろう
莊思敏。
暑さに萎れた野菜たちを見ながらふと、数年前にガンで亡くなった義父のことを思い出した。たぶん夫は、家庭菜園をしていた父親のことを思い描きながら、ここで野菜の世話をしているんだろう。引っ越して来てすぐ、一度だけ遊びに来てくれたその時にはもう身体が良くなかったのだけど、いい眺めだなあとそこに佇んでいた義父の姿や、寡黙だったその人とのいくつかの会話を懐かしく思い出してちょっとだけ鼻先がジンとした
鋁窗工程。
水を撒いていると、なんとなく背後から見られているような気がしてきて、不思議とあったかい気持ちになった。ああすればよかったこうすればよかったという後悔を並べかけたけれど、でも、とにかく、お義父さんを思い出せてよかった。
今日も入道雲
瘦身。
どんなことも、いつかは懐かしくなるのかもしれないと思えば……